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悩む女性

みなさんは、体に何かコンプレックスを持っていますか?全くない、と断言できる人はなかなかいないと思います。今回は、コンプレックスの一つとして聞かれる漏斗胸についてお話したいと思います。漏斗胸とは、胸がへこむ病気のことです。痩せ型に多いと言われており、その外見に悩む方もいらっしゃるようです。これから詳しい症状と原因、治療方法などについて一緒に見ていきましょう。

漏斗胸って?男性に多い?症状と原因について

前胸部のへこみ

漏斗胸漏斗胸とは、前胸部がへこんでいる病気です。詳しく言うと、胸部にある胸骨と助骨をつなぐ助軟骨が長くなり、骨が背中側に湾曲してしまう状態のことです。生まれつきの遺伝的な病気であると言われており、1/1000の確率で発症するようです。また痩せ型・男性に多いと言われています。

逆に前胸部が出ている症状を鳩胸といいます。こちらの方がメジャーな印象ですが、漏斗胸の方が発生率が高いのだそう。

漏斗胸自体は、命にかかわる病気ではありません。しかし、変形した胸部が心臓や内臓を圧迫して、胸を張って姿勢を正すことができず、負担を軽減させるために猫背になってしまう人が多いのだとか。さらに肺を圧迫することで傷ついたり、気管支ぜんそくになってしまうケースもあるそうです。

風邪で咳が長引いたら要注意かも?

咳こむ女性漏斗胸は生まれつきと言われており、患者さんの70%は乳幼児の頃に見つかります。人によっては小学校や中学校になってから、他人と自分の体の違いを見て気付く、という人もいるそうです。

また幼少期には、しばしば風邪の時に咳が長引く、という症状が見られます。症状が進むと気管支炎や肺炎、喘息のような症状を引き起こすことがあります。これは先ほど書いたように、前胸部のへこみにより、気管支が圧迫され、空気の通り道が狭くなってしまうせいなのです。風邪を引くと気管支が腫れるので、より症状がひどくなり、治りが悪いように感じるんですね。つまり、前胸部がへこんでいる上に、風邪で咳が長引いたら、漏斗胸である可能性が高いかもしれません。

原因は諸説あり

漏斗胸による前胸部のへこみ。骨の形成異常にあたるようですが、現在ではなぜこのような症状が出るのか、ハッキリとは断定されていません。骨の形成が原因となる場合は先天性となりますが、後天性で発症するケースもあるようです。

女性でも発症する!バストの形に影響

男性に多いといわれる漏斗胸ですが、女性でも発症がみられています。女性の場合、小さい頃にへこみがあっても、成長するにつれてバストが膨らみ、へこみが目立たなくなることがあります。しかし、中にはあまり改善されず、バストの形や大きさが左右違って見えるなど、美容面で悩んでいる方もいるのです。体の機能に問題がなくても、コンプレックスでストレスを感じてしまうんですね…。

治療方法について教えて

手術が必要な場合

へこみによる内臓への負担が大きく、不快症状がひどい場合には、手術をすることが一番有効な改善方法です。手術は主に2種類あります。

胸骨翻転術

へこんだ胸骨を一度切りとって、ひっくりかえすことで胸を持ち上げる術法です。体の正面にメスを入れる手術になるうえ、自身の骨を活用するので、満足のいく改善を見ることができないため、今は選択されないことが多いようです。

胸骨挙上術

胸骨挙上術へこんだ胸骨の下に金属のバーを入れ、持ち上げる術法です。傷口も、先述の胸骨翻転術よりは小さく済み、金属の力を借りるため、より確実な改善法として取り入れられています。

また、この胸骨挙上術の一種であるNuss(ナス)法というものがあります。従来の胸骨挙上術だと、伸びすぎた肋骨の切断が必要で、子どもに対する手術として選択するには、負荷が大きいことが懸念されていました。Nuss法は、金属のバーを入れるのは同じですが、体側から入れた金属のバーを反転させる、いわば骨ごと矯正するイメージの術法です。傷口もより小さく、骨を切り取る必要もないので、多くの医療機関で採用されています。

とはいえ、矯正のため体内に入れたバーを取り出す2度目の手術もあったり、バーのずれや細菌感染、皮下出血などの合併症にかかる可能性も否定できないことからも、漏斗胸といえばNuss法とは言い切れないのです。

また最初は症状がひどくなくても、年齢と共に進む場合があるそう。人によって発症する年齢や原因、症状に差が大きいため、自分がどの程度の重さなのか、手術が必要なのかは、病院へ行き、医師の判断をあおぎましょう。

手術しなくて良い場合

腹筋

へこみが軽く、日常生活に支障がない場合は、手術まで行わなくてもいいようです。また胸筋や腹筋を鍛えることで、手術なしでも症状の緩和が期待できます。さらに、小さい頃はへこみが目立っていたのが、成長して気にならなくなった、というケースも聞かれています。

まとめ|漏斗胸には個人に合った対処法を

医者

もし自分は漏斗胸かな?と悩んでいる方がいたら、今すぐ命に関わる重篤な病気ではない、とお伝えしたいです。

しかしそれでも気になる!なんとかしたい!という気持ちがあるのなら、自分の状態を医師に客観的に診てもらうことが大切だと思います。手術をするかどうかは全てそこからです。自分に合った対処法をあおいで、よりよい自分になるための一歩を踏み出しましょう。

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ぺぎー

ぺぎー

ぺぎーと申します。女性向け記事のライターとして日々記事を書いています。綺麗になるための情報アンテナを常に張っているので気づいたことはどんどん書いていこうと思います。ぜひ参考にしていただけたら嬉しいです。美意識を高めて一緒に頑張りましょう!

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